2013年06月17日

葦毛湿原の自然を守るヒーロー達

このブログに しょっちゅうコメントをくださる 山野草に詳しい吾亦紅さんからのコメントを あえて 皆さんの目にれやすいように記事にしてみました。
こういった表にでることは無く 裏方で地味な活動をこつこつと続けてくださる方々こそ 自然界のヒーローです。キラキラキラキラ キラキラ
葦毛湿原の自然を守るヒーロー達
吾亦紅さんからのコメント

『葦毛湿原は昨年から、我が”自然歩道推進協議会”と”葦毛湿原を守る会””豊橋美術博物館”と合同で、湿生回復の為、伐採、除草、土壌改造を行っています。その結果、トキソウなど雑草に埋もれ見えなかったものが、奥の方に観察されるなど効果が出てきています。これから咲くノカンゾウも一か所のみでしたが、別の場所でも球根が確認されるなど、成果が出ています。かつて見られた、トキソウによく似たサワランは残念ながら盗掘で姿が見られなくなりました。ロープを切ったり、水の流れを変えたりする、水の流れを変えたりする不当な輩がおり、修復に苦労しています。こうして、ボランティアの方の苦労を、知っていただき、皆さんがマナーを守ってくれることを期待しています。
また、我が自然歩道推進協議会では5月30日のゴミゼロの日には毎年、多米峠駐車場周辺のゴミ拾いを実施。昨日は、3班に分かれて、自然歩道の各ルートの除草をやりました。この後、3回ほど、暑い夏に、汗だくで尾根道まで、草刈り機、燃料、等かついで、或いは、台風後の倒木除去の時は、チェンソーを担いで、皆さんが歩きやすくできるよう、自然歩道の整備に当たっていることを、知っていただきたいと思います。

追記。

湿原の除草、伐採のディメリットとしてアズマヒキガエルが木の陰で産卵してたのが、丸坊主となり、産卵場所が減ったので、個体の減少が危惧されます。いろいろ、試行錯誤しながらの活動なので仕方がないと思われます。結果を見ながら、次回修正とカットアンドトライ的な部分があるのも事実です。従って、会議でもいろいろな意見があり、まとまらないこともしばしば。こういった、関係者の苦労を皆さんに知っていただき、盗掘や湿原の中への踏込などの防止に協力いただきたいと、この場を借りてお願いしたい所存です。もちろん、メンバーの資格者が最低、月1回パトロールもやって報告書提出しています。』

山で遊ばせてもらう素人のわたしでも 何か出来ることは無いか、考えてみます


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この記事へのコメント
あー!載せられちゃった。
こうなったら、ボランティア活動の年間スケジュールまで
載せなきゃいけない気分。
ありがとうございました。
Posted by 吾亦紅吾亦紅 at 2013年06月18日 10:57
こんなに尽力してくださっているのですから、表彰状をあげたい気分ですよ。
一部の方々のボランティアだけではなく、行政や市民の手助けは得られないものでしょうか?
と 言うだけはたやすいのですね。行動しなくちゃ いけませんね。
Posted by オーナーオーナー at 2013年06月19日 20:08
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