2013年04月05日

ワイルドだぜ! ミツバツツジ

豊橋自然歩道 春の花便り 

その4  ミツバツツジ


ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、和風、洋風どちらの庭にもマッチする植物です。ツツジやシャクナゲの仲間で、枝先に3枚のひし形の葉をつける落葉(一部常緑もあり)種が、一般にミツバツツジ類と呼ばれており、紫色の花を咲かせ、開花後、あるいは同時に葉が出るのが特徴です。近い仲間には、花がオレンジ色や濃ピンクで、葉が出てから花を咲かせる遅咲きのオンツツジ類もあります。
 ミツバツツジ類は、日本を中心としたアジア東部に、約30種があります。ヤマツツジ(Rhododendron obtusum)の仲間と近縁で、実生苗では区別がつかないほどです。
 また、ミツバツツジ類は、さし木やつぎ木でふやすのが難しいことと、野生種に花色が限られていることから、園芸化がほとんど進んでいないグループですが、その野趣に富んだ樹姿と花は愛すべきものです。

なるほど、街中で見かける いかにも庭木のようなツツジと違って、家庭ではほぼ育てられない野性味あふれるツツジなのですね。

まさに『ワイルドつつじ』です。neko02キラキラ usagi
  


Posted by オーナー at 08:18Comments(0)ツアー後記