2013年05月03日

世界の桜の園の花々 その4

ヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木。黄色の花をつける。春の季語。

学名はスコットランドの植物学者ウィリアム・カーに由来する。

低山の明るい林の木陰などに群生する。樹木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1mから、せいぜい2m、立ち上がるが、先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生する。葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。

晩春に明るい黄色の花を多数つける。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種(K. japonica f. plena)が好まれ、よく栽培される。一重のものは花弁は5枚。

古歌にも好んで詠まれ、しばしば蛙(かはず)とともに詠み合わせられる。太田道灌と八重山吹の話はよく知られている。
兼明親王の歌の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」の歌については、普通は八重咲き山吹には実がつかないことを述べた歌とされるが、「七重八重」を山吹が積み重なる様に咲く様子を述べたと解し、ヤマブキの果実が堅くて食えないので、「山ほど花が咲くのに、食える実がつかないのは情けない」とする解釈もあるらしい。

山吹色といえば、オレンジ色と黄色の中間色のこと。往々にして小判の色をこれにたとえる。(山吹色のお菓子・・小判の隠語)



山吹は、薔薇科なのですね。だからいっぱい咲くと とてもゴージャスに見えるのですね
  


Posted by オーナー at 09:29Comments(0)ツアー後記